生理の血の色が黒くても病気とは限らない!?

紅茶
生理は正式には月経(げっけい)といいます。
女性なら嫌でも毎月経験しているものなので、その時の憂鬱さや痛みのことを想像するだけでウンザリする方も多いと思います。

生理の際の血(経血)はその時のからだの健康状態が反映されやすいため、量や色がいつもと違ったら「どうしてかな?」と気にするようにすると、病気の兆候があったりした時に早期発見できる場合もあります。

しかし、もしドス黒いぐらいの濃さの経血が出たとしても病気と決めつけるのは早計です。
病気じゃなくても黒色や茶色の経血になることは十分あり得ることなのです。

経血の色が黒かったり茶色だったりする場合について見ていきます。
その原因を知ることで、今まで以上に自分のからだのことを少しでも気遣ってあげられるようになりましょう。

10代と20代以降では生理の症状が違う!?

まず知っておいてほしいのは、10代と20代以降では生理の症状が違う場合があるということです。

10代の頃というのはまだ女性としての体の成長途中ですので、生理の症状も不安定になることがあります。
経血の色や量だけでなく、生理の間隔や期間も毎回違っていたりします。

ですから、その中である時だけ黒い経血の時があったとしてもあまり気にする必要はありません。
病気なんじゃないかとすぐに不安になる必要はなく、その後の生理も含めてしばらく様子を見るといいですね。

生理の血が黒くなる原因

生理の血であれ何であれ、血液の色は本来は赤色ですね。
それが黒色や茶色になる原因は「出血から時間が経っている」からです。

子宮の内側の層のことを「子宮内膜(しきゅうないまく)」といいます。
排卵日から生理が始まるまでの期間、厚みを増していった子宮内膜が不要になり、剥がれ落ちて膣から排出されるのが「生理」です。

生理の仕組みについてもっと詳しく知りたい方は、以下のページも参考にしてみてください。
関連ページ:なぜ生理になると経血は出てくるのか?その仕組みを解説

しかし、すべてが一気に排出されるわけではなく少しずつ排出されるので、生理が終わるまでには日数がかかるのです。
その排出のスピードには個人差もありますので、時間が経った血が茶色や黒色に変化してしまうのは仕方がありません。

そう考えると、生理初日に出てくる血はまだ時間が経っていないので黒いはずはないと思われるかもしれませんが、前回の生理の際の血が子宮内に残っていた場合、生理初日に出てくる血が黒い場合もあります

ナプキンに付いた経血の色はアテにならない!?

トイレで今出したばかりの経血の色なら参考になりますが、ナプキンに付いて時間が経ってしまった経血の色は、たとえ黒ずんでいたとしてもあまり気にしないほうが良いでしょう。
血液は酸素に触れれば酸化が起きますし、ナプキンや下着で密閉されて蒸れやすい状態にある経血は雑菌が繁殖しやすいのです。

ですから、ナプキンに付いた経血が黒ずんだ色だったとしてもあまり気にする必要はありません。
それよりも生理中の生臭い匂いの原因は「経血内での雑菌の繁殖」ですから、雑菌の繁殖を防ぐために早めのナプキン交換をするほうが良いかもしれません。

生理中の匂いが気になる方は、原因や対処法を以下のページで解説していますので見てみてください。
関連ページ:生理中の生臭いニオイの原因は経血のニオイではない
関連ページ:生理の時に強くなる匂いを防ぐための対処法